【6月8日 People’s Daily】2020年の「全国両会(全国人民代表大会・全国人民政治協商会議)シーズン」が始まった。中国にとって今年は小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的な完成の最終的な勝敗を決め、貧困脱却の難関攻略と決戦する年であり、第13次五か年計画の最終年に開催される全国両会であり、中国が新型コロナウイルス感染症との闘いに重要な戦略的成果を得た後に開催される全国両会だ。このような特殊な時期に、中国の全国両会がどのような使命を担い、世界にどのような影響を与えるかに、国際社会はことのほか注目している。

「これは定例の政治会議というだけでなく、中国が新型コロナウイルスの感染を完全に抑制したことの象徴でもある」「感染症の下で中国の政策決定の方向を洞察する重要な窓として、世界の政治に重大な変化が醸成される中、今年の中国の全国両会でフォローに値する注目点は、過去のどの全国両会よりも少なくない」。連日、国際世論は特殊な時期の中国の全国両会に注目し続け、中国が感染防止・抑制と今年の経済・社会発展目標の達成という二つの勝利の奪取に全力を挙げていることを注視し、「感染防止・抑制の常態化という条件下で中国経済は回復・発展する」との力強い声を聞くことを期待している。

「今回の会議でどのような成長目標が発表されるかも注視される」。全国両会の定める中国経済・社会の発展目標に対するブルームバーグ(Bloomberg News)の注目は、中国経済の回復・発展の世界的な重みを反映している。中国の4月期の輸出は前年同期比8.2%増加し、実行ベース外資導入額はプラス成長を実現し、一定規模以上の工業企業の付加価値額は前年同期比3.9%増加した。中国経済の強靱(きょうじん)性と活力を十分に示す一連の統計と事実は、長期的に良い方向へ向かうという中国経済のファンダメンタルズに変化はなく、質の高い発展に強固な基礎があることを証明した。最近の国際メディアの報道を通じて、多くの人々は中国の都市交通が多忙さを取り戻し、消費が回復しつつあり、外資系企業が投資を加速していることに気づいた。国際ウオッチャーは「中国は感染防止・抑制で戦略的成果を収めた後、世界の経済回復曲線の前面を歩んでいる」「中国経済の予想を上回る回復は世界経済に好材料をもたらした」と結論づけた。

 感染症との闘いには世界の協力が不可欠であり、世界経済の回復にはなおさらに各国の開放と協力が必要だ。小康社会の全面的な完成の最終的な勝敗を決める中国は、引き続き世界にボーナスをもたらすことができるだろうか? 多くの国際ウオッチャーは、世界を一層鼓舞するに足る答案を自信に満ちて予見している。第3回中国国際輸入博覧会(CIIE)が11月5日~10日に上海市で開催されることが決まった。契約済みの展示面積はすでに前年同期の水準を超えた。米格付け会社フィッチ・レーティングス(Fitch Ratings)は中国の信用格付け市場への参入を認められた。条件を満たす中国大陸部外の機関投資家の投資額制限は正式に撤廃された。こうした開放拡大の新たな措置は、開放と協力に尽力し、発展のチャンスを世界と分かち合う中国の底力と決意をはっきりと示しており、世界経済の安定と回復に自信と原動力を与えるのは間違いない。 

 特殊な時期において全国両会に注目し、中国と世界との結びつきを読み解くことで、人々は発展のチャンス、協力の力を一層感じることができる。各国が連携して力強く前進してこそ、世界はさらに素晴らしくなる。(c)People's Daily/AFPBB News