【6月4日 AFP】イングランド・プレミアリーグは3日、選手やスタッフを対象とした新型コロナウイルスの最新の検査結果を発表し、1197件のうち陽性反応を示したのは1人だったと明かした。

 これを受け、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はチームから陽性反応者が出たと認めたが、選手とスタッフのどちらだったかについては言及しなかった。陽性反応を示した場合、7日間の自主隔離が義務付けられる。

 陽性反応者の数が少なかったことは、新型コロナウイルスの影響で3月に中断されたシーズンの完了を目指すプレミアリーグにとって、またしても明るい材料となった。

 プレミアリーグではこれまでに5度にわたって検査が行われており、陽性反応を示したのは計5079件のうち13人となっている。

 リーグが6月17日の再開を目指す中、各クラブの選手とスタッフは1週間に2度の検査を受けている。

 陽性反応者が少なかったことは歓迎すべき結果だが、それが選手だった場合、そのトッテナムの選手は20日か21日に行われる予定のマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)戦に出場できないかもしれない。

 感染した選手がチーム練習に復帰できるまでの期間は、最低でも2週間となっている。

 8日後からはチームとは別に個人トレーニングを再開させることができるが、試合前の2週間にわたってチームから離れるため、出場の可能性は低いとみられる。(c)AFP