【6月3日 AFP】フランスで2日、新型コロナウイルス拡散防止のためのロックダウン(都市封鎖)緩和の第2段階として、市民が愛するカフェやレストランが営業を再開した。平常の生活にまた一歩近づいた。

 先週末には公園や庭園が再開され、数千人規模の人出があった。飲食店は、接客再開の準備を行った。

 エドゥアール・フィリップ(Edouard Philippe)首相は先週、飲食店再開などの緩和策を発表した際、国民は「ほぼ通常通りの生活」を再び送ることができると述べた。

 とはいえ、本土の他の場所に比べて新型ウイルス感染リスクが依然高い首都パリでは、カフェ、バー、レストランなどは屋外のテラス席のみの営業となっている。

 またフランス全土で、10人を超える集会は今月21日まで禁止され、公共交通機関や、駅、空港を利用する際にはマスク着用が義務付けられている。

 レストランで食事を共にできる人数は最大10人で、各テーブルの間隔は少なくとも1メートル空ける必要がある。(c)AFP