【6月2日 Xinhua News】中国農業農村部によると、5月28日16時の段階で、全国の小麦収穫面積は6500万ムー(約433万ヘクタール)となり、全体の約2割を占めた。当日、稼働したコンバインは18万台、1日間の機械収穫面積は900万ムー(60万ヘクタール)以上だった。全国の複数の地域で、これからの時期に、小麦の機械収穫が盛んに行われる。

 同部の関係者によると、5月下旬になってから好天が続き、夏の主要作物である小麦の収穫は、南から北へと、主産地で相次いで始まった。28日16時の段階で、収穫は四川省(Sichuan)で終盤を迎え、湖北省(Hubei)で9割以上、河南省(Henan)で3割以上、安徽省(Anhui)で2割以上となった。

 全国では、今夏の収穫・種まき・管理に、前年同期比1万台増の1640万台の農業機械が利用され、320万人の運転手が動員される。うち、地域を超えて利用されるコンバインは27万6千台。黄淮海(黄河、淮河、海河)地域の小麦主産地では、小麦の機械収穫比率は96%以上、トウモロコシの機械種まき比率は90%以上となる見通し。(c)Xinhua News/AFPBB News