【6月1日 Xinhua News】中国北京市大興区(Daxing)で5月28日、第32回北京大興スイカ祭りが開幕した。中でも重要なイベントの一つとされるスイカ・マクワウリ品評会が、同区龐各荘鎮(Panggezhuang)の西瓜小鎮で開かれ、同市のほか天津市(Tianjin)や河北省(Hebei)、山東省(Shandong)、上海市などから268組が参加。計1146個のスイカやマクワウリが出品された。今年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け招待制を実施。出品者は作品を会場に送り、会場を直接訪れる必要はなかった。

 品評会では「大型スイカ重量クラス」「中型スイカ総合クラス」「小型スイカ総合クラス」「マクワウリ総合クラス」「新品種クラス」の五つの賞が設けられ、品評の結果、重さ86・3キロの巨大スイカを出品した龐各荘鎮の謝政江(Xie Zhengjiang)さんが今年の「瓜王」の栄冠に輝いた。

 同区はスイカ・マクワウリの栽培面積が約3万ムー(約2千ヘクタール)近くあり、生産量は8万トンに達する。同品評会は今回も含め32回開催されている。(c)Xinhua News/AFPBB News