【6月1日 Xinhua News】中国とラオスを結ぶ鉄道事業計画で将来の運行を担う現地職員の採用面接が28日、始まった。

 面接はラオスの首都ビエンチャンに拠点を置く合弁会社で、鉄道の建設と運営を担う中国ラオス鉄道(LCRC)が、運行開始後の業務に従事する訓練生採用のために企画。市内のラオス国立大学(National University of Laos)孔子学院で開催された面接には、才能あるラオスの若者たち330人が参加した。

 LCRCは29日、新華社(Xinhua)に対し、同社は地元の雇用を増やすため現地スタッフの採用を最大限に行うと述べた。列車の運転士や整備士、鉄道整備員、駅員、乗務員などの職種を想定し、600人以上を雇用する方針だという。

 面接に合格した訓練生は、中国語教育と鉄道理論に関する専門的な訓練を受けた後、中国雲南省(Yunnan)昆明市(Kunming)で現場の実践的な訓練を行い、2021年8月にラオスに戻って就業前の技能訓練を行う予定。

 中国ラオス鉄道は、同年12月に運行が開始される見通しとなっている。(c)Xinhua News/AFPBB News