【5月31日 Xinhua News】中国の医療チームは28日、スーダンの新型コロナウイルス感染症対策を支援するため、同国の首都ハルツームに入った。

 スーダンのトウム保健相が空港で出迎え、中国からの手厚い支援を称賛した。

 トウム氏は、「わが国は厳しい経済状況に置かれているため、命を救う薬をはじめとするリソースの不足に直面している。中国が積み重ねてきた経験を必要としている今この時に、中国から訪れてくれた兄弟に大変感謝している」と述べた。

 中国はかねてスーダンの新型コロナウイルス対策を支援しており、3月には、在スーダン中国大使館がサージカルマスク40万枚超をスーダン政府に寄付していた。

 4月23日には、中国とスーダンの医療専門家がビデオ会議を行い、新型コロナウイルスの予防と治療に関する中国の経験を共有していた。(c)Xinhua News/AFPBB News