【5月31日 AFP】米ミネソタ州で黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)さん(46)が警察の拘束下で死亡した事件に対して、サッカードイツ・ブンデスリーガ1部のシャルケ04(Schalke04)に所属するウェストン・マケニー(Weston McKennie)も抗議の輪に加わった。

 21歳の米国代表は「ジョージのために正義を」と書いた腕章をつけてヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)戦に臨み、試合後はツイッター(Twitter)に「自分なりの機会を活用して、ずっと前からある問題に注目してもらえるのは気持ちが良い」と書き込んだ。

「僕らは自分の信じるもののために立ち上がる必要があるし、僕は今こそ声を上げる時だと信じてる。#ジョージ・フロイドのために正義を #人種差別にノーを」

 フロイドさんは25日、ミネアポリスで警官に身柄を拘束された際、膝で首を何分も押さえつけられて死亡した。

 米メジャーリーグサッカー(MLS)のトロントFC(Toronto FC)でプレーする米国代表のチームメート、ジョジー・アルティドール(Jozy Altidore)もマケニーの姿勢を支持している。

 マケニーは米テキサス州で生まれ育ったが、子どもの頃にドイツで過ごした時期があり、2016年にFCダラス(FC Dallas)のユースを離れてシャルケに加入した。米国代表では2017年から19試合に出場している。(c)AFP