【5月30日 AFP】ベルギーの複数メディアは29日、サッカー同国代表のヴィンセント・コンパニー(Vincent Kompany)が、イングランド・プレミアリーグの古巣マンチェスター・シティ(Manchester City)から届いたジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督のアシスタントコーチ就任のオファーを断ったと報じた。

 コンパニーは昨シーズン限りで11年を過ごしたシティを退団し、現在はベルギー1部リーグのRSCアンデルレヒト(RSC Anderlecht)で選手兼任監督の契約を2022年まで結んでいる。これまで将来的なシティの指揮官の座に意欲を見せたことは一度もなく、アンデルレヒトでの残留を希望したという。

 シティは昨年12月にミケル・アルテタ(Mikel Arteta)氏がアーセナル(Arsenal)の監督就任に伴いチームを離れたため、グアルディオラ監督は新しいアシスタントコーチを探している。

 現在34歳のコンパニーは、キャプテンを務めたシティで4度のリーグ制覇に加え、FAカップ(FA Cup)で2度、フットボールリーグカップ(England Football League Cup)で4度の優勝を経験し、同クラブ史上最高の選手の一人に数えられている。(c)AFP