【5月26日 Xinhua News】中国上海市の老齢工作委員会弁公室と統計局はこのほど、最新のデータを発表し、2019年12月31日時点で、上海戸籍の60歳以上高齢者が全体の35・2%を占める518万1200人となり、18年末の34・4%から0・8ポイント上昇したことを明らかにした。100歳以上は2729人で、うち男性は678人、女性は2051人だった。

 上海市は中国で最も早く高齢化社会に入り、最も高齢化が進んだ都市の一つ。データによると、上海戸籍を持つ人の数は1471万1600人。18年末から19年末までに、60歳以上の高齢者は14万8400人増加した。70歳以上は12万4600人増で、全体に占める割合が14・2%から15・0%に上昇、80歳以上は3100人増で割合が5・58%から5・57%に低下した。

 100歳以上は213人増加し、10万人当たり17・2人から18・6人になった。19年の上海戸籍の人口の平均寿命は83・66歳で、男性は81・27歳、女性は86・14歳になっている。高齢者の死因では、循環器系の病気(43・6%)、腫瘍(29・2%)、呼吸器系の病気(8・2%)が上位3位を占めている。(c)Xinhua News/AFPBB News