【5月26日 CNS】秦岭(Qinling)山脈の北麓にある中国・陝西省(Shaanxi)西安市(Xi’an)起良村(Qiliang)には、1000年を超える製紙の歴史がある。同村の劉暁東(Liu Xiaodong)さんは2016年から、古法の製紙技術を用いて、パンダのふん便を原材料とする紙を作り始め、18年に製品化に成功した。

「パンダ紙」の紙質は柔らかで細かく、竹を材料とする紙の特徴とコウゾの皮を材料とする紙の長所を合わせ持つ。ほのかな香りを放ち、主として記念品や贈答品として販売されている。(c)CNS/JCM/AFPBB News