【5月25日 Xinhua News】中国青海省(Qinghai)南部の三江源国家公園は、複数の県にまたがる広大な面積を持つ。同公園内に位置する玉樹チベット族自治州(Yushu Tibetan Autonomous Prefecture)曲麻莱(チュマルレプ)県に設置された赤外線カメラがこのほど、野生のユキヒョウ3匹の姿を捉えた。母親が子ども2匹を連れて行動し、雪の上でじゃれ合う様子が映っている。

 長江(揚子江、Yangtze River)・黄河(Yellow River)・瀾滄江(Lancang river、メコン川上流)の水源地として知られる同国家公園は、年内にも中国初の国立公園に指定される。生物多様性に富み、野生動物が広く分布しており、ユキヒョウの生息地が世界で最も集中している地域の一つでもある。ここ数年は、生態系が改善し、社会による保護の取り組みも向上したことで、ユキヒョウが頻繁に出没するようになった。(c)Xinhua News/AFPBB News