■注意深い対応を要する礼拝許可の可否

 ドイツなどの国では、礼拝許可の可否は注意深い対応を要する問題になっている。

 フランスでは、福音派教会が今年2月に開き、1週間の期間中に約2000人が出席した催しが原因となって全土に感染が拡大した。この催しで感染して南米にウイルスを持ち込んだ症例もあった。

 米国ではドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が22日にホワイトハウス(White House)で行った記者会見で、「必要不可欠」だとして宗教施設の再開を州知事らに求めた。

 国立ロベルト・コッホ研究所(Robert Koch Institute)によると、23日現在でドイツ国内で公式に確認された感染者は17万7850人、死者は8216人となっている。 (c)AFP