デュースブルク港、中国—ヨーロッパ貨物列車の輸送量が記録更新
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【5月24日 People’s Daily】5月6日、ドイツ・デュースブルク湾岸管理グループの情報によると、今年4月以来、デュースブルク港で平均毎週約50便の貨物列車がドイツー中国間を往復しており、デュースブルク港は中国ーヨーロッパ貨物列車の輸送量の最高記録を更新した。
デュースブルク港のデータによると、以前は毎週35から40便がデュースブルクと中国の間を往復していた。新型コロナ感染症の影響で今年の2月・3月には数字が落ちたが、中国各地での産業の復活を受けて、輸送市場の需要は回復し始め、中国—ヨーロッパ貨物列車の本数も迅速に回復している。
「私たちは引き続き輸送ネットワークを深く開拓していきます。中国—ヨーロッパ便は4月にはすでに、中国の目的地により多く展開していました」。デュースブルク港湾岸管理グループCEOのエーリヒ・スターク(Erich Stark)氏は語る。「この形勢の下では、鉄道輸送が海運の重要な代替輸送方式になるでしょう」
ハンブルク(Hamburg)港がこのたび発表したデータによると、疫病でハンブルク港の貨物貿易量は同期比で少なくとも40%暴落した。「各水上運輸会社は軒並み遠洋貨物便を減らし、3分の1まで縮小した会社もあります。もともと海運輸送だった貨物は、今はみな鉄道輸送に切り替えました」。ドイツDBO定期列車運営有限会社の董万旭(Dong Wanxu)社長が言うに、中国—ヨーロッパ貨物列車は海運より速く、輸送費は飛行機よりはるかに安く、コスト的な優勢は明らかである。
目下、自動車の付属部品や電子産品、機械設備や服飾品など従来的な貨物は中国—ヨーロッパ貨物列車の主力だが、マスク・防護服など防疫物資の輸送需要も増している。
スターク氏が言うには、ヨーロッパ−中国間の全ての鉄道貿易のうち、30%がデュースブルク港を経由している。効率的な物流のかなめとなるべく、デュースブルク港はヨーロッパの他の目的地へ迅速に貨物を転送している。故にデュースブルクは中国からヨーロッパに向かう鉄道貨物輸送の主な目的地のひとつとなった。
今年4月、DBO有限会社の中国—ヨーロッパ貨物列車は80便にのぼり、同期比で最多となった。董万旭氏が言うには、需要の増大とヨーロッパの疫病の影響を受けて、デュースブルクの中国—ヨーロッパ貨物列車は今でも時々混雑状況が発生しており、一部の列車は周辺都市の駅に振り替えられ、効率の上昇が図られている。
中国国家鉄道グループ(China National Railway)が公開したデータでは、今年4月、中国ヨーロッパ貨物列車の運送量と往路・復路列車の本数という3項目の指標がいずれも最高記録を更新した。4月の列車の本数は979便、運送貨物は8万8000コンテナに達した。同期比でそれぞれ46%と50%の増加となる。前4か月では、列車は2920便、発送された貨物は26万2000箱で、同期比でそれぞれ24%と27%増となった。貨物運送部門の責任者が明かすに、安定して運行される中国—ヨーロッパ貨物列車は、中国・ヨーロッパを結び、「一帯一路(Belt and Road)」沿線の国家・地域の重要な輸送ベルトを共に構築し、安定した全地球的産業・供給を支える鍵と言えよう。(c)People's Daily/AFPBB News