【5月27日 CNS】中国・チベット自治区(Tibet Autonomous Region)シガツェ市(Shigatse)ティンリ県(Dingri)で先日、2020チョモランマ(Qomolangma、エベレストのチベット名)標高測量登山隊が、チョモランマ山頂へ向けて出発した。

 海抜5200メートルにあるチョモランマ登山の大本営までは自動車で行けるが、大本営から海抜5800メートルの中間キャンプ、そして海抜6500メートルの前進キャンプまでは、物資輸送は「高原の船」と呼ばれるヤクの力に頼るしかない。

 同県扎西宗郷の農牧民はチョモランマ山麓ヤク輸送隊を作り、毎年、数十万元(1元=約15円)の収入を得ている。ヤクの背には約40キロの物資を乗せることができるが、ヤクにも人と同じように高所反応があるので、絶えず飼料を食べて身体能力を維持する必要がある。

 ヤクはチョモランマ大本営から前進キャンプまで2日かけて登るが、これが限界だ。海抜6500メートル以上の物資輸送は、人が担ぎ上げるしかない。(c)CNS/JCM/AFPBB News