【5月24日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は23日、第27節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はフランクフルト(Eintracht Frankfurt)の後半の反撃をしのいで5-2の勝利を収め、2位ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との直接対決を前に勝ち点4差を維持した。

 無観客のホームにフランクフルトを迎えたバイエルンは、レオン・ゴレツカ(Leon Goretzka)とリーグ得点王のロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)、トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)のゴールで3-0と大量リードを奪ったが、フランクフルトもCKからマルティン・ヒンテレッガー(Martin Hinteregger)がボレーと頭で連続ゴールを決め、55分の時点で3-2と1点差に迫って首位チームを慌てさせた。

 それでもバイエルンは61分、相手ペナルティーエリア内でボールを奪ったアルフォンソ・デービス(Alphonso Davies)が4点目を決めて再び点差を広げると、74分にはサージ・ナブリー(Serge Gnabry)のシュートを防ごうとしたヒンテレッガーが望まない「ハットトリック」となるオウンゴールを献上し、試合はこのまま5-2で終了した。

 26日にはドルトムントとのアウェーゲームを控える中で、ゴレツカは「(巻き返されたことについて)もちろん話し合う必要がある。必要ない展開だった」「あそこ(ドルトムントのホーム)でプレーするときは常に100パーセントでなければならない」と話した。

 新型コロナウイルスによる2か月の中断から、欧州の先陣を切ってリスタートしたブンデスリーガは、これが再開2週目。バイエルンはドルトムント戦の後、週末には下位フォルトゥナ・デュッセルドルフ(Fortuna Dusseldorf 1895)とのホームゲームに臨む。ミュラーは「今週の目標は3連勝だ」と話した。

 ドルトムントはラファエル・ゲレイロ(Raphael Guerreiro)とアクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)のゴールでVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)に2-0で勝利した。バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)は3-1でボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)との上位対決を制し、暫定3位に浮上した。ボルシアMGは4位に転落している。(c)AFP/Ryland JAMES