南ア代表デュトイがストーマーズに残留、日仏移籍のうわさも
発信地:ヨハネスブルク/南アフリカ
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【5月22日 AFP】2019年の年間最優秀選手に輝いたラグビー南アフリカ代表のFLピーター・ステフ・デュトイ(Pieter-Steph Du Toit)が、スーパーラグビー(Super Rugby)のストーマーズ(Stormers、南アフリカ)に残留する決断を下し、フランス、あるいは日本への大型移籍の臆測に終止符を打った。
ケープタウンに本拠地を置くストーマーズは21日に公式ホームページで、27歳のデュトイが、先週発した契約解除通知を撤回したと発表した。
南アフリカラグビー協会(SARU)が新型コロナウイルスによる給与減額を発表した際、地元出身選手全員が3週間以内にクラブに残るか、あるいは海外へ移籍するかの選択を迫られていた。
ストーマーズによれば、W杯日本大会(Rugby World Cup 2019)でスプリングボクス(Springboks、南アフリカ代表の愛称)の一員として優勝を果たしたデュトイは、少なくとも来年7月から8月にかけてのブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(British and Irish Lions、英国とアイルランドの選抜チーム)による南ア遠征終了まではチームに残留するという。
国内メディアはフランス・トップ14のモンペリエ(Montpellier Herault Rugby)が、デュトイに3年7500万ランド
(約4億5000万円)のオファーを提示したと報じていたが、仏クラブはこれを否定している。
また、日本の複数クラブも身長2メートル、体重120キロのデュトイに興味を示しているとも伝えられていた。(c)AFP