【5月21日 Xinhua News】中国河北省(Hebei)邯鄲市(Handan)の金融各部門は共同で今年2月初め、「金融顧問」包括提携システムを立ち上げ、新型コロナウイルスの影響で市場活動、資金繰り、生産工程などに困難が生じた多くの中小・零細企業の資金調達を支援している。銀行、保険、証券などの分野から選抜された168人の「金融顧問」が全面的に支援し、一企業一戦略のサービスを提供、企業の資金調達問題を解決している。

 医薬品メーカーの邯鄲製薬で財務を担当する宋麗平(Song Liping)氏は、資金繰りが厳しい時期に「金融顧問」が積極的に資金調達に問い合わせてくれ、銀行との間で2100万元(1元=約15円)の信用貸付に合意したと説明。

 同市はこれまでに、2003社の企業について融資の更新や期限延長で合計2200件の業務を担当し、433億元の返済期日を延長し、中小零細企業の資金調達問題を効果的に緩和している。(c)Xinhua News/AFPBB News