【5月23日 AFP】イラクの聖地ナジャフ(Najaf)で、イスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」の間、「ライラト・ル・カドル(Lailat al-Qadr)」を記念して、イマーム・アリ(Imam Ali)廟(びょう)に集ったシーア派(Shiite)の信徒。

 ライラト・ル・カドルは、7世紀に預言者ムハンマド(Prophet Mohammed)がイスラム教の聖典コーラン(Koran)を初めて授かった夜だという。

 新型コロナウイルスの感染拡大で例年よりは少ないものの、信徒らは何世紀も前から続く儀式にならい、崇拝を示すために頭にコーランをのせて、終息するよう夜通し祈りをささげた。(c)AFP