【5月22日 CNS】中国情報通信研究院が発表したリポートによると、中国の携帯電話市場は4月に大幅に回復し、新型コロナウイルス感染症の影響から脱却しつつある。

 4月の国内出荷台数は4172万8000台で、前年同月比14.2%増加。感染症が最も深刻だった2月は638万4000台、感染症の抑制が進んだ3月は2175万6000台で、急速に市場が回復している。

 このうち、携帯市場の中心となる5Gタイプの出荷台数は、4月では全体の4割近い1638万2000台に達した。1〜4月の国内総出荷台数は計9068万1000台で、5Gは全体の33.6%を占めた。総出荷台数のうち、中国企業の携帯電話が89.4%を占めた。(c)CNS/JCM/AFPBB News