【5月20日 AFP】サッカー韓国Kリーグの強豪クラブ、FCソウル(FC Seoul)が試合会場に置いた人形がラブドールなのではないかと批判されている件で、Kリーグが調査に乗り出すことが分かった。リーグ関係者が明かした。

 新型コロナウイルスの影響でリーグが無観客で開幕する中、FCソウルは性具メーカーのロゴマークが入ったTシャツを着たり、プラカードを持ったりしている人形を客席に置き、大きな批判を浴びている。

 これを受けてKリーグ側は、今回の件が、みだらな商品を宣伝してはならないというリーグ規則に抵触していないかを懲罰委員会で検証し、さらにリーグのイメージや品位を損ねた可能性についても話し合うと発表した。

 違反が認定された場合、FCソウルは勝ち点5の減点か、500万ウォン(約44万円)以上の罰金の処分が科される可能性がある。

 FCソウルはすでに、「ファンの皆さまに多大なご心配をおかけしたことを心より謝罪します」と発表。「当初から、人形がセックストイと一切関係ないことを確認しています」と強調した。(c)AFP