【5月19日 Xinhua News】今月発表された2019年中国考古学十大発見には、広東省(Guangdong)の南宋沈没船「南海1号」水中考古発掘プロジェクトも選出された。同船は1987年、同省台山市(Taishan)と陽江市(Yangjiang)の境界海域で見つかった。2007年にケーソン(浮き箱)を用いて全体を引き揚げ、現在は陽江市の広東海のシルクロード博物館に置かれている。2014年に系統的な発掘調査が始まり、今は積み荷の調査が大詰めを迎えている。2019年末時点で磁器や銅鉄器、金銀器、漆木器、貨幣などの遺物18万点が見つかっている。(c)Xinhua News/AFPBB News