【5月19日 AFP】香港で、中国国歌の侮辱を禁じる法案が物議を醸している。立法会(議会)では18日、条例成立阻止を目指す民主派議員らが賛成派と衝突した。
 
 今月に入り2度目となった衝突は、法案の検討を進める内務委員会で発生。異議を唱える民主派議員らは警備員らによって議場から強制退場させられ、議場内では対立する党の議員らの間で小競り合いが起きた。

 同委では昨年10月から、委員長が空席となっている。これはつまり同月以降、採択のため議会へ上げられた法案が一つもないことを意味する。棚上げされている法案の中には、中国の国歌を侮辱したり、替え歌を作ったりする行為を犯罪とみなす法案も含まれている。

 民主派議員らは議事妨害や手続きの遅延といった手法で、新委員長の選出投票を阻止してきた。

 だが18日には親中派議員らが、こう着状態を終わらせる権限があるとする外部の法律専門家らの意見に基づき、独自の委員長代理を立てた。

 これに対し民主派議員らは、議会の顧問弁護士らの見解を盾に、親中派の動きは違法だと主張している。(c)AFP