【5月19日 Xinhua News】中国北京市の商務局と農業農村局が14日、同市におけるカット野菜発売事業の推進を共同発表した。市民の食生活を支える市内最大の新発地市場では、カット野菜の発売後、今年中にごみ7千トンの削減を実現できると見込んでいる。

 事業は段階的に進められ、農産物生産企業や卸売市場、スーパーチェーンなど農産物流通企業で先行して実施する。

 カット野菜の発売は事業者にとって商品の付加価値向上につながり、消費者の生ごみ削減も可能にする。新発地市場の張月琳(Zhang Yuelin)総経理は、同市場ではテナントに対し生産地での包装を呼びかけ、商品の等級付けを行い、農産物の標準化を推進していると述べた。(c)Xinhua News/AFPBB News