【5月19日 Xinhua News】中国教育部がこのほど開いた記者会見によると、新型コロナウイルスの発生後、全国の大学1454校がオンライン授業を行い、大学生1775万人が参加し、延べ23億回を受講した。

 教育部高等教育司の呉岩(Wu Yan)司長は、新型コロナの発生後、中国の大学では、「全域、フルカバー、全方位」、すなわち、全国のあらゆる地域の大学でオンライン授業を行ったと紹介した。8日時点で、全国1454校でオンライン授業を行い、教師103万人が107万科目、計1226万回の授業を実施した。大学生1775万人が延べ23億回を受講した。オンライン課程は理学、工学、農業、医学、経済、マネジメント、法学、文学、歴史、哲学、芸術、教育などを網羅し、教養課程、専門課程、理論課程、実験課程などに大別され、ライブ配信、録画、遠隔指導などの形式で実施された。

 新型コロナの発生後、小中学校もオンライン授業を積極的に行った。教育部基礎教育司の呂玉剛(Lu Yugang)司長によると、国家小中学校ネットワーククラウドプラットフォームが2月17日に開通し、2月24日にアップグレードされた。視聴者数は増加し続け、全ての省・自治区・直轄市をカバーしている。11日時点で、このプラットフォームの視聴者数は延べ20億7300万人、アクセス回数は延べ17億1100万回に達した。(c)Xinhua News/AFPBB News