【5月18日 AFP】インド内務省は17日、新型コロナウイルス感染拡大防止のロックダウン(都市封鎖)を延長し、少なくとも5月31日まで続けると発表した。インドのロックダウン延長は3度目。

 同日は直近24時間に確認された新規感染者がこれまでで最多の4987人と発表された。これにより同国の累計感染者数は9万927人、死者数は2872人となった。

 同省によると、学校、礼拝場所、ショッピングモール、映画館およびスポーツジムは引き続き閉鎖され、また大人数の宗教の集まりやスポーツイベントも引き続き禁止される。

 地下鉄と国内線・国際線の飛行機の運航停止も継続する。午後7時から翌日午前7時までの夜間外出禁止令が実施され、必要不可欠なサービスを除き、一般の人の移動を規制する。

 しかし、経済的打撃を緩和するため一部の分野では活動再開が許可される。レストランは、テークアウトのため調理場での作業が許可される。総合スポーツ施設やスタジアムはイベント開催を許可されるが、観客はなしだ。(c)AFP/Glenda KWEK