【5月18日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間18日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は31万3611人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で計468万700人余りの感染が確認され、少なくとも167万100人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状が特に重い患者にのみ検査を実施している。

 17日午前4時以降、新たに4315人の死亡と9万1849人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1216人。次いでブラジル(816人)、フランス(483人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに8万9207人が死亡、147万8241人が感染し、少なくとも26万8376人が回復した。

 次いで被害が大きい国は英国で、死者数は3万4636人、感染者数は24万3303人。以降はイタリア(死者3万1908人、感染者22万5435人)、フランス(死者2万8108人、感染者17万9569人)、スペイン(死者2万7650人、感染者23万1350人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの78人。次いでスペイン(59人)、イタリア(53人)、英国(51人)、フランス(43人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万2947人、回復者数は7万8227人。

 17日午前4時以降に初の死者が出た国はネパール、マダガスカル。

 地域別の死者数は、欧州が16万6647人(感染189万453人)、米国・カナダが9万5077人(感染155万5185人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が2万8715人(感染50万8623人)、アジアが1万2176人(感染35万5378人)、中東が8135人(感染27万9994人)、アフリカが2735人(感染8万2684人)、オセアニアが126人(感染8391人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP