中国北東部の瀋陽市、3人が新型ウイルス感染で7500人を隔離
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【5月16日 AFP】新型コロナウイルスの感染者が急増している中国北東部の瀋陽(Shenyang)で、この5日間に新たに3人の感染者が確認され、市当局は7500人を超える人々を隔離した。
中国では数か月にわたるロックダウン(都市封鎖)と移動制限により流行をほぼ封じ込めたが、北東部の複数の省と中部武漢(Wuhan)市では集団感染(クラスター)が発生し、第2波への懸念が高まっている。
約750万人の人口を抱える遼寧(Liaoning)省瀋陽では11日、89日ぶりとなる地元住民の1人の新規感染が、14日にはさらに住民2人の感染が報告された。
市政府は14日、新規感染者らが約500キロ離れた隣の吉林(Jilin)省舒蘭(Shulan)市で起きた集団感染に関連していることを確認。
4月22日以降に吉林省から到着した約7500人、および地元の感染者3人と濃厚接触した人々には、21日間の隔離と3種類の核酸検査の実施が義務付けられた。(c)AFP