【5月16日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、元ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のスーパースターであるコービー・ブライアント(Kobe Bryant)氏が、娘のジアナ(Gianna Maria-Onore Bryant)さんらと命を落としたヘリコプター墜落事故に関する解剖所見が15日に公表され、操縦士の体内からはアルコールや薬物などは検出されなかったと判明した。

 アラ・ゾバヤン(Ara Zobayan)さん(50)が操縦していたヘリコプターは、ブライアント親子と6人の客を乗せて米カリフォルニア州で行われるバスケットボール大会に向かっていた途中、ロサンゼルス西部の丘陵地帯に衝突し、9人全員が即死した。

 ロサンゼルス郡検視官の報告によると、「毒物検査ではアルコールや薬物乱用の痕跡は発見されなかった」という。

 今回の臨床報告は1月26日に起きた事故現場の惨状を物語っており、犠牲者全員が鈍的外傷で亡くなったことが示された。また、それぞれの死因は事故によるものと記載されていた。

 事故の捜査では、ヘリコプターが時速296キロで飛行し、濃い霧や雲に覆われる中で丘陵地帯に突っ込んだことが判明。警察は機体が衝突する前に数十メートルも急降下していたと明かした。

 41歳のブライアント氏はほぼ体中に損傷を受けていたとされており、検視官の報告書には「即死になるものではないにせよ、これらの傷は急激にできたもの」と記されていた。(c)AFP