【5月16日 AFP】米下院は15日、新型コロナウイルス感染症の危機対応として、議員自身が隔離されているかどうかにかかわらず、代理による遠隔投票を認める法案を可決した。代理投票はこれまで委員会でしか認められておらず、200年以上にわたる米議会の慣例を覆す歴史的な措置となるが、新たな規定が適用されるのは新型コロナウイルスの危機が続く間のみ。

 この決議により、議会を欠席している議員が代理投票の権限を与えた出席議員を通して投票できるようになる。代理投票は欠席する議員本人の指示通りに行われなければならない。決議はまた、各委員会がリモートで職務を行うことも認めている。

 法案は民主党が提示し、おおむね党の路線に沿って投票され、217対189で下院で可決された。

 下院議員430人の3分の1以上が65歳以上で、新型コロナウイルスの感染リスクが高いとされる。(c)AFP