【5月16日 Xinhua News】中国上海市でこのほど、「私がイメージする未来の上海」をテーマに、「上海第14次五カ年計画(2021~25年)立案作業 外資企業・実業界座談会」が開催された。日本のビジネスマンも招きに応じ、同計画について率直な提案を行った。 

 丸紅中国副総代表で丸紅(上海)社長(董事長兼総経理)の篠田聡夫氏は、上海の製造業は新型インフラ整備(新基建)と密接に結び付くことが必要と指摘。第5世代移動通信システム(5G)やビッグデータ、クラウドコンピューティングなどの情報インフラと産業科学技術の融合を通じ、イノベーションの活力をさらに引き出して行くべきだとの考えを示した。 

 上海日本商工クラブ理事長でみずほ銀行(中国)行長の竹田和史氏は「対外開放で上海は中国全体の先頭を走り続けている」と述べ、債券市場の対外開放を引き続き拡大し、海外投資家の市場参入に一層便宜を図ることで投資家のタイプと数を充実させるよう提案した。(c)Xinhua News/AFPBB News