【5月16日 Xinhua News】中国民用航空局は13日、北京首都国際空港(Beijing Capital International Airport)と北京大興国際空港(Beijing Daxing International Airport)での貨物専用便の運航制限を解除すると明らかにした。これによりすべての航空会社が両空港で貨物専用便を運航できるようになる。

 これまでは、両空港で貨物専用便の運航が認められていたのは中国郵政航空だけで、それ以外の航空会社はどちらか一方の空港のみでしか運航が認められていなかった。

 中国民用航空局は、貨物輸送需要の増大と両空港の取り扱い能力を考慮して今回の運航制限解除を決めたとしている。北京大興国際空港は2019年9月に正式に開港した。

 資料によると中国は貨物専用の国際定期便を49カ国102空港との間で維持している。4月に中国と外国の航空会社が運航した貨物専用定期便は週平均で1574便に上った。(c)Xinhua News/AFPBB News