【5月16日 Xinhua News】中国広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)の広西科学院は、同科学院の海洋哺乳動物研究チームが4年連続で、同省北海市(Beihai)の潿洲島(Weizhoudao)海域でニタリクジラの群れを観測したことを明らかにした。

 陳黙(Chen Mo)副研究員は、ニタリクジラが同海域で比較的頻繁に活動する時期は毎年9月から翌年の5月にかけてで、研究チームはこれまでに同海域で30頭余りを確認していると説明した。子クジラを連れた母クジラが捕食する様子も2年連続で観測していることから、同海域がニタリクジラの繁殖海域である可能性は排除できないと指摘した。(c)Xinhua News/AFPBB News