【5月15日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)のFWハリー・ケイン(Harry Kane)は14日、自身がかつてプレーしたフットボールリーグ2(4部)に所属するレイトン・オリエント(Leyton Orient)の来季のユニホームスポンサーを務めると発表した。ホームユニホームには新型コロナウイルス対策の最前線で働く人々への感謝のメッセージが記され、さらに二つの慈善活動を支援することになる。

 イングランド代表のキャプテンを務めるケインは、オリエントにローン移籍していた2011年にプロ初ゴールを決めている。

 ホームユニホームには「Thank You Frontline Heroes(最前線で働く英雄の皆さん、ありがとう)」というメッセージが記され、アウェーキットとサードキットには、児童向けホスピスのヘイブン・ハウス(Haven House)とメンタルヘルスの慈善団体マインド(Mind)のロゴがそれぞれ配される。

 ケインはツイッター(Twitter)に「2020-21シーズン、@leytonorientfc(オリエント)のユニホームのスポンサーを務めることで、私をプロとしてデビューさせてくれたクラブ、そして三つの素晴らしい活動を支援することを発表できとても光栄に思う」と記した。

 オリエントもまた、下部リーグにとって困難な時期にケインが示した寛大な気持ちを歓迎している。

 下部リーグの大半のクラブは、放映権収入よりもはるかに入場料収入をチーム存続の頼りにしているが、サポーターのスタジアム入場が認められるにはさらに数か月かかるとみられている。(c)AFP