ロナウジーニョ容疑者、パラグアイでの拘束が2か月超え
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【5月14日 AFP】偽造パスポートを使用してパラグアイに入国した疑いで逮捕されたサッカー元ブラジル代表のロナウジーニョ(Ronaldinho)容疑者の担当弁護士は13日、逮捕とそれに伴うホテルでの軟禁を含めた拘束期間は2か月を超えており、容疑者の帰国を望んでいる。
弁護側の関係者はAFPに対し、「ロナウジーニョと彼の兄の帰国が認められることを願っている。捜査終了を待つ以外にわれわれにできることはない」とコメントしている。
スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)、イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)などを渡り歩いたロナウジーニョ容疑者と兄のロベルト・デ・アシス・モレイラ(Roberto de Assis Moreira)容疑者は、有罪が確定した場合、最大5年の懲役を科される可能性がある。
両容疑者は、偽造パスポートを所持しパラグアイに入国した疑いで1か月以上収監された。その後160万ドル(約1億7130万円)の保釈金を支払い、先月7日からは首都アスンシオンの歴史地区にあるパルマロガホテル(Palmaroga Hotel)で軟禁されている。
検察は事件の捜査を6か月間行うことができ、関与した18人の逮捕を命じている。
パラグアイのサッカー選手団体のロヘリオ・デルガド(Rogelio Delgado)会長は、「彼の有罪を示す重大な証拠は一つもない。彼は豪華な監獄にいるが、いまだに拘束されているのは極めて不公平である」とコメントしている。(c)AFP/Hugo OLAZAR