【5月14日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に所属するMFデレ・アリ(Dele Alli)が13日未明、英ロンドンの自宅で強盗被害に遭い、ナイフを持った男ともみ合いになったものの、なんとか重傷を免れていたことが分かった。

 英大衆紙デーリー・メール(Daily Mail)によれば、24歳のアリはトッテナムの練習が再開になるのを前に、兄弟やパートナーたち、親しい友人と自宅隔離していたという。

 2人組の強盗は深夜に押し入り、アリと口論した末に宝飾品を持ち去った。アリやその他の住人は恐怖に身を震わせたものの、他に被害はなかったという。

 アリはツイッター(Twitter)に「皆さん、メッセージありがとう。恐ろしい体験だったが、僕らは全員無事。支援に感謝する」と投稿した。

 警察は同紙に対し、「5月13日水曜日の午前0時35分ごろ、バーネット(Barnet)の自宅で強盗被害に遭ったという通報を受けた」とコメントした。

「住居に侵入した2人組の男は、時計などの宝飾品を盗んで逃走した」「この家に住む20代の男性1人が襲撃を受け、顔に軽傷を負ったものの、病院での治療は必要なかった」

 今回の事件の逮捕者はまだ出ていないという。

 来月に予定されているプレミアリーグの再開を前に、アリは来週からトッテナムで練習を開始する予定。(c)AFP