【5月13日 CNS】中国・教育部体育衛生・芸術教育司の王登峰(Wang Dengfeng)司長は12日、記者会見で「11日までに1億779万2000人の学生が授業に復帰した。これは国内の学生総数の39%に当たり、そのうち大学生は290万7000人で、現在まだ復学できていないのは北京市、河北省(Hebei)、湖北省(Hubei)、黒竜江省(Heilongjiang)の大学だけとなった」と明らかにした。

 王司長によると、高等学校ではすでに2161万5000人が復帰し、中国全土の省(区、市)と新疆(Xinjiang)生産建設兵団のすべてで授業が再開された。

 中等職業学校では24省(区、市)と新疆兵団で327万人、初等中学校では29省(区、市)と新疆兵団で3148万人、小学校では21省(区、市)と新疆兵団で4384万4000人、幼稚園では8省(区、市)で468万人が復帰した。これらを合わせ、1億700万人としている。

 教育分野の防疫対策について、王司長は「現在教師・学生・職員すべての中でまだ感染患者が1人。このほか、まだ医学観察中の無症状感染者が14人。感染患者は黒竜江省で、海外からウイルスが持ち込まれた病例だった。教育関係で海外から持ち込まれた病例は合計43例あった」と説明した。(c)CNS/JCM/AFPBB News