【5月13日 AFP】2008年北京五輪の柔道銀メダリストで、未成年に対する性的暴行で先日逮捕されていた王己春(Wang Ki-chun、ワン・キチュン)容疑者が、韓国柔道連盟(KJA)から永久追放の処分を科された。

 31歳の王容疑者は、北京五輪の男子73キロ級で大会途中に肋骨(ろっこつ)を折るけがをしながら、銀メダルを獲得したことで有名になったが、今月に入ってから今回の事件で逮捕され、有罪になれば無期懲役を言い渡される可能性もある。

 聯合(Yonhap)ニュースによれば、連盟は王容疑者の「不適切」な行為が「柔道の品位と社会的地位」を汚したと判断し、永久除名を決めた。王容疑者は7日以内であれば異議申し立てを行うことができる。(c)AFP