インド鉄道が一部再開 コロナ感染者増加も
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【5月13日 AFP】インドで12日、広大な鉄道網の一部が運行を再開した。同国では新型コロナウイルス流行を受けて実施された世界最大規模の封鎖措置が段階的に緩和されているが、新規感染者は急増している。
人口13億人の同国は3月下旬、厳格な封鎖措置を開始。ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)政権は、同措置が奏功し同国は感染者数を比較的少ない約7万人、死者を約2300人に抑えられたとしている。
だが、13日に50日目を迎える封鎖措置により経済は大きな打撃を受け、貧困層を中心に数千万人の生活に影響を及ぼしている。
報道によると、11日にインターネット上で切符の販売が始まると、最初の列車30本、5万4000席以上が3時間以内に完売。12日午後には2300人を乗せた列車2本が首都ニューデリーを出発した他、ムンバイなどの都市からも列車が運行した。
インドでは新型ウイルス感染者が増加を続けており、10日には1日の新規感染者数が過去最多の4000人超を記録。翌11日も3600人以上の新規感染が確認された。(c)AFP