【5月13日 Xinhua News】中国チベット族の若者、江永巴松(ジャムヤンパスム)さん(34)は青海省(Qinghai)西寧市(Xining)でアパレルショップ「REWA」を経営している。店内にはチベット族の伝統衣装のほか、チベット族居住地域に特徴的なマークとトレンドを融合した自社生産のアパレルも多い。

 同省の玉樹草原で育った江永巴松さんは青海師範大学の卒業生で、幼い頃からチベット族の伝統衣装に魅力を感じていた。より多くの人に自分たちの伝統衣装を好きになってもらい、またアパレルを通して故郷を知ってもらいたいと、2013年にブランド「REWA」を立ち上げた。

 数年の奮闘を経て、江永巴松さんは自身のデザインチームを持つまでになった。制作したファッションには、チベット族居住地域の文化的要素がふんだんに取り入れられている。江永巴松さんのブランドは現在、ネットショップと実体店を合わせて40の専門店で展開している。(c)Xinhua News/AFPBB News