【5月12日 AFP】スウェーデンの家具大手イケア(IKEA)は、中国にある店舗内で自慰行為に及んでいる女性を捉えた露骨な映像がインターネット上で拡散したことを受け、「さらに注意深い」安全対策を講じると表明した。

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 問題の映像には、半裸姿の女性がイケアのショールーム内にあるさまざまなソファやベッドで自慰行為をする様子と、その背後で気づくことなく通り過ぎる客たちの姿が捉えられている。

 無修正の映像は中国のソーシャルメディア上から削除されたものの、この映像に対するイケアの声明は900万回も閲覧された。

 イケアは9日、「われわれはこのような振る舞いに断固として反対し非難する。(現場と)疑われる店舗がある都市の警察にはすぐに通報した」と述べた一方、店舗名は明らかにしなかった。

 また「より注意深い安全と衛生面における措置を取る」とし、全ての顧客に「秩序と礼儀を保ちながら店内を回る」よう促した。

 自慰行為をした女性と撮影者の身元は明らかになっていない。

 映像では、中国南部の一部地域で使用される広東語でのアナウンスの音声が捉えられているため、ソーシャルメディアの一部ユーザーは、撮影場所が広東(Guangdong)省内の店舗だと推測している。

 さらに、映像では人々がマスクを着用していないことから、1月下旬以降に中国全体で活動を停止させた新型コロナウイルスの感染拡大以前に撮影されたのではないかとの指摘もある。

 中国版ツイッター(Twitter)「微博(ウェイボー、Weibo)」のあるユーザーは、「この女性はとても勇気がある。理解できないことに、白昼堂々とやっている」とコメントし、8000超の「いいね」が付いた。

 別のユーザーは「周りに人が大勢いるのに。理解できない」と投稿した。

 こうした露骨な映像が、厳しい統制下にある中国のソーシャルメディア上で騒ぎを引き起こしたのは今回が初めてではない。

 2015年には、北京にあるユニクロ(Uniqlo)の店舗の試着室で性行為をするカップルの映像が拡散。

 警察は動画に映っていた若い男女2人を含む5人を拘束した。(c)AFP