【5月12日 Xinhua News】中国の西南、西北地域には古くから、ラバを利用した輸送手段がある。交通事情の改善につれ、次第に車両輸送に取って代わられるようになったが、ここ数年、江西省(Jiangxi)南部の貧困集中地域で同輸送手段が貧困脱却堅塁攻略において重要な役割を果たしている。

 余玉林(Yu Yulin)さん(48)は江西省贛州市(Ganzhou)興国県(Xingguo)で初めて結成されたラバを利用した輸送チームの責任者を務めている。余さんのチームは現在、合計10人のメンバーがラバ16匹を使って荷物を輸送している。近年、村の道路は全てコンクリートで舗装されたが、山間部にある郷村建設プロジェクトの工事現場は、舗装道路から1キロほど離れているという状況はよくある。ぬかるんだ山道で、車両の通行は難しい。こうした場所で、数十トンの建築資材を輸送することがこの「ラバ輸送チーム」の任務となっている。

 余さんとチームのメンバーは長年にわたり、県内の隅々まで足を運び、地元のインフラ建設が順調に進むよう保障するだけでなく、山奥に住む大勢の貧困世帯に資材を運び新しい家屋の建設などを手助けしている。(c)Xinhua News/AFPBB News