【5月12日 Xinhua News】中国黒竜江省(Heilongjiang)大興安嶺地区呼中区の呼源鎮や呼中管護区などでは10日朝、雪が降り、山の斜面や樹木が真っ白な雪に覆われた。一部の営林場では10センチを超える積雪となった。

 呼中区は大興安嶺地区の伊勒呼里山の北麓に位置し、非常に寒冷な気候から「中国で最も寒い村」と呼ばれている。気象データによると、同区の年間平均気温は氷点下4.3度、観測史上最低は氷点下53.2度で、氷点下40度に達する日が毎年約1カ月あるという。

 地元の人によると、呼中区では例年、立夏を過ぎると草木の緑が美しい景色が広がり、5月中旬に雪が降るのは非常に珍しいという。(c)Xinhua News/AFPBB News