【5月11日 Xinhua News】中国自動車部品メーカー、万向集団がこのほど、新型コロナウイルスと闘う米国中西部のシカゴ市に、マスク25万枚とフェースガード3万枚を寄贈した。

 同市は支援物資の受け取りに際し、市中心部にあるユナイテッドセンターでささやかな式典を行った。シカゴのサミル・マヤカル副市長と、物資を寄贈した万向集団米国支社の責任者、倪頻(Ni Pin)氏が出席した。

 マヤカル副市長は新華社(Xinhua)の取材に対し「われわれは今、大きな試練に直面している」とし、「偉大な企業パートナーが、われわれが最も支援を必要としている時に力になろうと言って立ち上がり、大量の個人用防護具を手に入れてくれた。この街にとって決して忘れられないことだ」と語った。

 万向集団は、イリノイ州を含む全米12州にマスク110万枚とフェースガード5万枚を寄贈している。(c)Xinhua News/AFPBB News