【5月11日 Xinhua News】チョモランマ(Qomolangma、エベレストのチベット名)の標高再測定のため同山の登頂を開始した中国測量チームは9日、雪崩が発生する恐れがあるため、標高7028メートルのキャンプに移動するという当初の計画を延期した。

 国家体育総局登山管理センターの王勇峰(Wang Yongfeng)副主任は、30人以上で構成されたチームについて、現在6500メートル地点のキャンプに待機していると語った。

 王副主任によると、登山ガイド6人と物資輸送要員27人は8日、標高7028メートルの氷の岩壁に向かって出発したが、標高6700メートル付近で登山ルートの雪が比較的深く積もっており、雪崩が発生する可能性もあることから、6500メートル地点のキャンプに引き返した。

 王副主任は、チームメンバーは現在、休憩したり、登山スキルや測定器使用の練習をしたりしていると述べた。(c)Xinhua News/AFPBB News