【5月10日 Xinhua News】中国青海省(Qinghai)の三江源公園管理局長江水源エリアにある可可西里管理事務所五道梁保護ステーションの職員が、このほど、チベットカモシカが続々と移動する様子をスマートフォンカメラで撮影した。

 カモシカたちは4月30日、青蔵鉄道(青海・チベット鉄道)五北大橋と青蔵公路を横断し、可可西里(ココシリ)の奥地へ向けて移動を開始した。毎年、5月から7月上旬にかけて、おびただしい数の雌のチベットカモシカが、出産のために三江源、チベット自治区羌塘(チャンタン)、新疆ウイグル自治区阿爾金山などの国家級自然保護区から可可西里卓乃湖に集まってくる。管理事務所職員たちが、この大移動を護衛する仕事に従事しており、現在も順調に職務を進めている。(c)Xinhua News/AFPBB News