【5月10日 Xinhua News】中国山西省(Shanxi)太原市(Taiyuan)の山西博物院にある「方円(四角と丸)世界」展示ホールでは、先秦時代から明清時代までの中国の貨幣の変遷を時代ごとに7つのブースに分けて展示している。中でも中国の戦国時代の韓、趙、魏に流通していた貨幣は、地域的な特徴がはっきりしており、「東周」と記された方足布(ほうそくふ)は、国内でも唯一無二の文物で、「貞祐宝券(ていゆうほうけん)五十貫鈔版」は、金代の交鈔(こうしょう、金、元代に発行使用された紙幣)制度を研究する上での貴重な実物資料となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News