【5月9日 Xinhua News】中ロ国境に近い黒竜江省(Heilongjiang)虎林市(Hulin)の珍宝島湿地国家級自然保護区は、国際的に重要な湿地として知られる。地元の生態環境の改善に伴い、毎年春になるとコウノトリやタンチョウ、ハクチョウなど中国で保護対象とされる希少鳥類が飛来し、羽を休めたり、餌を探したりする姿が見られる。

 珍宝島湿地では今年の春、渡り鳥約6800羽の飛来が確認された。同保護区の職員は渡り鳥の保護メカニズムを絶えず整備しており、人工の鳥の巣の増設や水環境の管理強化、周辺の村の環境整備などを通じて、渡り鳥の保護を強化することで、湿地の生物多様性を一層向上させている。(c)Xinhua News/AFPBB News