【5月8日 AFP】フランステニス連盟(FFT)は7日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)による影響で5月から9月に開幕が延期された全仏オープンテニス(French Open 2020)のチケット購入者全員に対し、払い戻しを行うと発表した。

 FFTは、すべてのチケット購入者に対するメッセージで「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連する現在の衛生状況と、このパンデミックの規模は、人々が集まる世界中のイベントの開催を不透明にしている」と述べた。

「私たちはローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)を9月末まで延期することに決め、現在は責任を持ってフランス当局と連携しながら、全参加者の健康と安全を保証する適切な措置を策定中だ」

「今後の見通しを立てる一方で、すでに購入されたすべてのチケットのキャンセルと払い戻しを決めた」

 全仏オープンは当初5月24日から6月7日の日程で開催が予定されていたが、その後延期が決まり、現在は9月27日から10月11日にかけて行われる可能性が高いとみられている。(c)AFP