【5月7日 Xinhua News】中国雲南省(Yunnan)昆明市(Kunming)にある雲南民族村でメーデー連休中(今年は5月1~5日)、中国の無形文化遺産に登録されているペー族の伝統行事「繞三霊(ラオサンリン)」を紹介するイベントが行われた。観光客は、多彩なペー族文化の魅力を間近で楽しんだ。

「繞三霊」は「観上覧」または「祈雨会」とも呼ばれ、「観」は散策あるいは見物を意味する。農閑期に行われる厄払いや幸福を祈る民間行事で、同省大理ペー族自治州蒼山洱海周辺地域のペー族集落に伝わり、すでに千年以上の歴史がある。2006年5月、中国の第1次国家級無形文化遺産リストに登録された。(c)Xinhua News/AFPBB News